2017年08月27日

疱瘡の神遷座

 うちの地区にある疱瘡の神を祀る祠を山の上から麓の神社へ移転する「遷座祭」を執り行うことになりました。
 「疱瘡(ほうそう)の神」というのは疱瘡(天然痘)などの疫病が入ってこないようにと村境などに置かれた一種の結界のようなものでしょうか?
微妙に本業の臨床検査と関わっているような?

 まずは地区の役員一同で現地の確認と草刈りへ出発。
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里山の杣道を草刈り機で切り開きながら進みます。
道に迷いながら、ようやく到着。祠は藪に隠れるようにして鎮座されておりました。
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 祠は麓の神社と正対する向きに置かれ、山の稜線上で集落の外からやってくる疫病を背面で遮る形です。祠の中は空っぽでした、神職の方によれば、「多分御幣のようなものが入れてあったはずだが、朽ちてしまったのだろう」とのこと。

 いつ頃から祀られているのかは、はっきりとしないのですが古文書によると江戸時代にはあったとのことです。現在の祠は明治頃に作られたようで、麓の狛犬と同じ来待石のようです。

遷座祭の当日、宮司さんと役員がまず山上の祠で神事を行いました。
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祝詞をあげます。多分「長年にわたり、疫病から守っていただきありがとうございました。新しい祠を用意いたしましたので、お移りください」みたいなことを申し上げたのだと思われます。


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 麓の神社境内に新調したピカピカの祠で神事を行い、無事に遷座祭が終わりました。
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2016年07月19日

目薬のさし忘れを防ぐ工夫

 眼圧が高くなる病気のため、現在4種類の目薬(点眼薬)を処方されているのですが、点眼を忘れてしまうことが多くて困っていました。そこで点眼忘れを防ぐための小道具を作りました。

 目薬というのは厄介で、1種類差したら次の目薬を差すのに5分開けるように言われます。朝出勤前にバタバタしていると、つい次の薬を差すのを忘れます。職場に着いてから、何番目の薬まで差したか覚えていません(これは加齢によるものも大きいかも)

 これが飲み薬なら一回分を一気に飲めばいいし、錠剤のシートを見れば飲んだかどうかわかります。飲み忘れ防止のため1回分づつ入れておくピルケースなども市販されています。目薬は差したかどうかも分からないので、ここが悩みの種でした。
 
 そこで、ボール紙と平ゴムを使ってこんなものを作りました。ガンマンがベルトに差す弾丸ベルト風です。
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朝、一つ目の目薬をさした後はひっくり返してゴムベルトに差し込みます。
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こうすることで、今朝はどこまで差したか一目瞭然です。
夕方は、反対に差した後に蓋を上にしておきます。

これを作ってから、差し忘れや、どこまで差したかわからないということが無くなりました。

 
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2015年10月22日

1万円以下で買えるWindows10のスティックPC

 Windows10インストール済みのスティック型パソコンが1万円を切ってしまったと聞いて、思わずポチってしまいました。ドスパラ価格9,980円。実際には消費税と送料で1万円を超えたのですが。
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 今日本体が届いたので、早速セットアップしました。本当に小さい。セットアップするために、XPパソコンに使っていた21インチの液晶モニタにつなぎます。本来は液晶テレビにつなぐのでHDMIの外部出力しかありません。そこで、HDMI-DVI変換アダプタを使います。


 あとは電源ケーブルをスティックPCにつないで電源ON。セットアップ画面が出てきたので指示通りに入力していったら、ちゃあんとWindows10のデスクトップが現れました。この間、約15分くらい。

 無線LAN内蔵なので、家のwifiルータに接続すればインターネットにもすぐ接続。ブラウザゲームも快適にプレイできました。YouTubeもサクサクです。

 ちょっと焦ったのは、手持ちのWindowsXP PCのキーボードがUSB接続のタイプではなかったので、USBマウスだけでセットアップする羽目になりました。マウスだけでも画面に仮想キーボード (タッチキーボード)を表示させて入力することができました。
 後で試しにPoweMac用のアップルキーボードをつないでみたら、ちゃんと使えました。やってみるもんですね。本来は無線キーボードとマウスを使えるようになっているので、家庭用テレビに刺して使うなら、そっちが便利なのでしょう。

iPhone6のテザリングができない!

 家以外の場所で使うことを考えてスマホでのテザリングを試してみました。iPhone6をテザリングモードにしてスティックPCから接続を試しました。

 ところが、ここでつまづいてしまいました。

 ちゃんとスティックPCの画面ではiPhoneの電波を捉えているのですが、接続しようとパスワードを入れると、エラーの青い画面が出て再起動してしまいます。
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 エラーコードでgoogle検索しても、よくわかりません。
 三日ほど悩んで、ふと、iPhoneの名前が「〇〇のiPhone」と日本語表示になっているのを半角英数文字に直してみたら、あっさりと繋がりました。

無線LAN(wifi)受信感度が悪い

 無線LAN(Wifi)に関しては、Amazonのレビューにも「感度が悪い」と書いてありますが、その通り。2台の無線アクセスポイントから3チャンネル飛ばしているのですが、2チャンネルしか掴まない。さらに1階で試すと2階のあるアクセスポイントの電波が繋がったり繋がらなかったりと不安定になります。同じ場所でスマホはちゃんと繋がります。

使い方次第
 やはり安いなりの問題は色々とありそうですが、そういうもんだと割り切って使えば良いと思います。

 職場での学習会などでパワーポイントを使うとき、液晶プロジェクターの替わりにこのSTIC-PCを液晶テレビに刺せばお手軽です。MS-OfficeがなくともパワーポイントビューワーだけインストールしておけばOKです。


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2015年10月17日

UPS(無停電電源装置)バッテリーの交換と廃棄

 UPS(無停電電源装置)のバッテリー交換をしました。交換そのものは簡単だったのですが、その廃棄がちょっと面倒だったので、そのお話。

 数日前の深夜にPCを置いている部屋から「ピッ、ピッ」と音が聞こえてきました。何かな?と見に行くと、UPSのフロントパネルに赤いランプが点灯して、アラームが鳴っていました。

 どうやらバッテリーの寿命が来て交換が必要なようです。毎晩アラームが鳴っても困るので、早速アマゾンで交換用バッテリーをポチります。


 ようやく届いたので本日交換しました。作業そのものはいたって簡単で、UPS本体裏にあるネジ一本を外してバッテリー部分の蓋をスライドして開けます。
 バッテリーを少し引き出してから赤と黒のコードを取り外し、バッテリーを取り出し新品と交換。赤黒のコードを元どおり接続したら終了です。念のためにPCはシャットダウンしておきましたが、UPSの電源入れたまま交換しました。所要時間は10分程度でした。

 実は大変だったのはこれから。

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2014年05月31日

20年前の検査室

 PCの古いフォルダを整理していたら、20年ぐらい前の検査室のスナップが出てきました。

撮影されたのは1996年の6月頃のようです。
デジタルカメラが出始めた頃、放射線科の技師長が持っていたカシオのQV-30(25万画素)で撮影されたものと思われます

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当時のスタッフ

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壁際大型冷蔵庫の両側にあるのが生化学自動分析器(日立7150)
左手前の机上は卓上遠心分離機

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血球計数装置 (コールター STKS)
仏壇のような外観は現行の機械とあまり変わりません
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2012年05月26日

液晶モニターの寿命について

 パソコンの液晶モニターはずいぶん安くなりました。特殊な用途でなければ一万円台で買えます。

 ただその分、耐久性に難がある気がします。ウチの検査室で5年前に検査システムを入れ替えた時に、20台近いパソコンを購入しました。その時一緒に購入した液晶モニターは1年目にバックライトの故障で修理したのを皮切りに次々に故障・交換となり、先日最後の1台が壊れました。

 結局、5年ですべての液晶モニターが壊れて交換となりました。新品が一万円台で購入できる今では、修理するより新品を買った方が安いのです。


 そんな中で12年前に購入した液晶モニターが、現役で働いています。

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 購入したのは2000年なので、10万円ぐらいしました。Made in Japanだから、品質がいいと言うよりも、当時は良い部品を使えたのだと思います。

 最近の製品はコストを下げるために、保証期間ぎりぎりの耐久性しか見込んでいないと言うことじゃないでしょうか。

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2012年05月24日

パソコンがオーバーヒート

 検査室内で使っている端末の1つが妙に熱いので調べてみると、内部を冷却するファンが停まっているようです。パソコンの冷却ファンが動作しているのを確認するための鯉のぼりがいつの間にか無くなっているので気づくのが遅れてしまいました。

 さっそく業者に連絡して修理をお願いしたのですが、「10年以上前のパソコンなので、代替機も交換部品もありません。修理不能です。」と言われてしまいました。

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 じゃあ、どうしたら良いんですか?と聞いたら。「外から扇風機で冷やすしかありません」とのことでした。

 というわけで、小型のクリップ型扇風機(ユーイング 扇風機 クリップ式扇風機 MF−C17D)
を買って取り付けてみました。

 クリップで机に取り付けてみると、良い具合に電源部に風を当てやすい位置になりました。

 1500円程度の物なので、24時間連続稼働させていると扇風機の方が加熱して火を吹くんじゃないかとちょっと心配でしたが、今のところパソコンも良く冷えています。
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2012年05月09日

ヒトの痛みを知る(痛さを測る機械について)

 痛みというのは主観的なもので、他人が感じている痛さはわからないものです。

 臨床検査では体温や血圧などを数値であらわすことができますが、客観的に痛みの強さを測って数値で表す方法はありません。


 痛みの強さを測る方法があれば、歯医者さんで「痛かったら手を挙げてくださいね〜」と言う必要は無いわけです。

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 そこで痛みを測れたら面白いなと、こんなことを空想(妄想)してみました。

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医師「ど〜しました?」
患者「痛いんや」
医師(いや、そんなこと言われても)「どこがどれぐらい痛いですか?」
患者「スッゲー痛いねん」

医師「それじゃあ、どれぐらいの痛さを感じているか測ってみましょう。 おーい、技師さんアレ持ってきて」
技師「へーい」
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2011年09月01日

個人情報です

 採血室では患者誤認防止のために、患者さんの氏名と生年月日を確認しています。
 ある日の看護師さんと患者さんの会話。

 「お名前と誕生日を教えてください」
 「ワシの誕生日を聞いてどうするつもりだ、キャッシュカードの暗唱番号を知りたいんか?」

その発想は無かった!

ご本人は笑いながら言っていたのでジョークなんでしょう。
看護師さんも笑ってました。

とはいえ、暗証番号に誕生日を使うのはセキュリティとしてどうかと思いますよ。


 
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2011年08月21日

医療情報技師試験受験

 医療情報技師の試験を受けてきました。

 6月に受験申し込みをしてから、過去5年間の問題と回答集を購入して勉強しました。過去問題を見ると、医学医療に関しては、医療の現場に居る者なら5〜6割ぐらいは取れそうな内容で、これなら医学関係者は受験免除でもいいような気がしました。

 情報システムについては、大昔に第2種と第1種情報処理技術者試験に合格しているし、初級シスアドもとっていたので、楽勝と思っていたのですが、問題に挑戦してみると2進法や、ビット演算、データベースなど、ほとんど忘れていたので慌てました。

 本屋でキタミ式イラストIT塾「ITパスポート試験」(きたみりゅうじ著)を買って、あいまいな部分を再学習しました。



 この本は、現場でSEをしていた著者が自分で解説イラストも描いているので、内容がつかみやすく知識の整理に役立ちました。

 一番問題なのが医療情報システムで、医療システムの現場で実際に必要な知識が問われる問題ばかりで、結構難問でした。過去問題集には解答だけで解説が載っていないので、自分でネットで調べて理解するのに時間がかかりました。

 試験の結果は自己採点でおおむね65点ぐらいでした。合格ラインは公表されていないのですが、65点ぐらいではないかといわれているので、10月中旬の合格発表をドキドキしながら待っています。

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2011年07月13日

カミナリ怖い!

 病院臨床検査室の朝は町工場のように騒々しいのです。

 外来や病棟から集まった血液や尿の検体をフル稼働で検査しているので、血球計数機生化学分析器遠心分離機など様々な機械が「ガチャン」「ゴー」「プシュゥ」とモーターやコンプレッサーの音を響かせています。


 この日、外が何だか薄暗いなあと思っていると、天井の蛍光灯が一瞬チカッと点滅しました。


検査室内の音がすべて消えました。



パソコンの画面は真っ暗になり、検査機械は停止。


「えっ」「きゃー!」

事態に気づいた技師の悲鳴が。


 数秒後「ドーン、バリバリバリ」と大きな雷鳴。

 天井の蛍光灯や、普通の電気機械は普通に動いているのですが、
 検査機器はほとんどがパソコンで制御されているため、落雷によるほんの一瞬の停電(瞬断)で機能停止してしまいます。

 この日はパソコンや検査機器の再起動など、復旧して検査データを返せるようになるまで30分かかりました。

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タグ:UPS
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2011年06月12日

医療情報技師試験申し込み

 先月の電子カルテ委員会主催の学習会で医療情報技師試験について話を聞きました。最新バージョンの病院機能評価に「医療情報技師の配置が望ましい」との一文が入ったとのことで、受験してみる気になりました。

 医療情報技師育成部会のWebで調べてみると、今年の初級医療情報技師試験は8/21実施で、申込締切は6月末とのことだったので、さっそくWebで申し込み手続きをして、ネットバンキングで受験料(¥15,000)も払い込みしました。

 受験科目は
 情報処理(60分)
 医療情報システム(90分)
 医学・医療(60分)
 の3科目で、全科目合格点を取らないと医療情報技師の認定をされないそうですが、科目合格という制度があって、合格した科目は翌々年まで免除されて不合格科目だけ受験できるようです。

 以前は医学系の資格を持っている場合(診療放射線技師、臨床検査技師など)は医学・医療は免除、情報処理技術者の国家試験合格者は情報システムの試験免除という特例があったそうですが、現在はありません。

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2010年08月09日

屋根より低いこいのぼり

 検査システムの管理基準が変更になり、検査システム端末のPC(パソコン)の内部を冷却するファンがちゃんと動作しているか毎日確認しなければならなくなりました。

 検査システムのサーバ機などでは、ちゃんと冷却ファンが動作している事を示す専用のLEDがフロントパネルに有って確認するのは簡単なのですが、端末のPCにはそんなものは有りません。

 監査の担当者に「どうやって確認したらいいんですか?」と聞くと、「PCの裏側に手をかざしてみて風を感じる」のだそうです。(考えるな!感じるんだ」って燃えよドラゴンかよ....(^^;  )

そこでこんなのを作ってみました。

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(↓こちらをクリックすると動画を見られます)


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2010年04月14日

アナライザー(自動分析機)は電気羊の夢を見るか

「ちゃーららんら、らんらんらーん♪」

 検査室に能天気な「メリーさんの羊」のメロディーが鳴り響く。

「しまねこさーん、オタクの機械が呼んではりまっせー」
 自動分析機(オートアナライザー)のアラーム音が今は携帯の着メロ風になってしまっている。

 やれやれ何のエラーかな?と
 自分の担当の分析機に駆け寄って、メッセージを確認。
 はいはい、分析試薬が無くなったのね。
 とアラームを止めて、試薬を補給する。

 いちいち機械の所まで行ってエラーを確認してアラーム音を止めないといけない。

 こんどは別の分析機から「It's a small world」や「エリーゼのために」が鳴りだした。

 機械の分際で人間様を呼びつけて働かせるのが腹立たしい

 AI(人工知能)を載せて、
 音声応答とか自己判断が出来るといいんだが。と妄想してみる。。。続きを読む
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2008年04月06日

それは無理...(^^;

 当直勤務の夜。救急外来(ER)より呼び出し。


 検査用の血液を受取り、検査室へ戻ろうとすると、
「あ、ちょっと待って。この患者さんの心電図も取って...」と看護師に呼び止められた。

 とりあえず、さっきの血液はその場に置いといて心電計を取り出し、あたふたと電極を取り付けて、「さあ、記録を始めますからね..体の力を抜いて、ダラーンとしてくださいね」と記録を始めたところで、

看護師さんが言うのです

「ねえ、さっきの血液検査の結果はまだ出ないのかしら?急ぐんだけど

「あのー...(汗)

一人しかいない当直技師は、今ここで心電図を取っているのです...



 
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2006年02月06日

採血業務

 看護師不足の折りから、臨床検査技師も採血業務に参加する事となった。採血は、技師学校の時以来のことで、練習しなければ。

 放射線技師の若いのが職員健診の採血にやってきたので、「丁度良かった、採血してやるよ」と言うと「大丈夫なんですか?」と聞いてきた。

「心配するな、今まで失敗したのは2名だけだ。(採血するのはオマエで4人目だけどな...汗)」

 なかなか血管に入らず何度か刺し直して、ようやく必要量採血できました。(ふー)。

「いやー、ちょっと内出血したかな、青アザになるかも?ゴメンゴメン」と
その場をとりつくろう。

その後一週間ほど、彼は廊下ですれ違うたび、恨めしそうな顔で左腕の大きな青アザを見せてくれた。
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1998年09月09日

寄生虫検査

9月某日

 東南アジア方面に旅行して、帰国後激しい下痢で入院の患者便から寄生虫の卵が見つかった。

 寄生虫の卵など、教科書で写真を見たことがあるだけで、実物を見たことのある検査技師はほとんどいないので、みんなで顕微鏡に殺到する。

 文献や教科書を片手に全員で侃々諤々の末「鉤虫」と判定した。

 が、詳しく調べるために寄生虫の卵を培養して幼虫を孵すことになった。

9月某日+7

 ろ紙に鉤虫卵入りの便を塗り付けて培養すること一週間、底の水の中が少し濁っている。

 顕微鏡で観察すると、見事に体長1mm程度に成長した鉤虫のF型幼虫がウヨウヨ;;;^^)。教科書には「幼虫の食道の形状で簡単に鑑別できる」と書いてあるのだが.....、誰も自信をもって鑑別できない。

 結局、地元の医大に鑑別を依頼した。

9月某日+14

 医大の専門家に鑑別を依頼した結果が返ってきた、アメリカ鉤虫であった。医大の先生いわく「簡単にわかりますよ」、、ううう、わかりません..oTZ
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1998年08月19日

血液型検査

8月19日

 待望の長男誕生。立ち会い出産であった。

8月20日

 自分の子供の血液型検査がまわってきた。

 さっそく、「さあ、ウチの子の血液型を当てよう! 一口100円」

と検査室全員で賭けをする。父(私)はB型で母はA型なのでどの血液型も確率は1/4である。

 息子の血液を青色の抗A血清、黄色の抗B血清に加えて、ガラス棒で混ぜ混ぜ....黄色の方が凝集したのでB型と判定。

 B型に賭けたのは、私ともう一人だけだったので、コーヒー代ほど儲かった。

親孝行な息子である(^^)
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1997年12月19日

妊娠反応

12月某日

 妻が「今月は生理が遅れている」というので、試薬メーカーから試供品でもらった妊娠検査試薬でさっそくチェック。

 尿をコップに採らせて、スティック状の試薬キットの上にスポイトで一滴尿を落とし、(このへんは毎日仕事でやっているので慣れたものである...)待つこと3分

 結果は 陽性! (^^)/ 。

12月某日+1
 さっそく病院の産婦人科で診察を受け、妊娠していることを確認。やったね!

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1996年06月10日

尿検査

6月乏日

 今月は一般検査の担当、業務の大半は尿検査だ。

 申し訳なさそうに「少ししか採れなかったんですが...」と尿コップを差し出す患者さんが多い。最近は検査法の進歩で一般的な検査なら尿は10ml程度で充分だ。さらに最新の機械なら1mlでも可能だ。「大丈夫ですよ」と返事をする。

 本当に足りない人(コップの底に数滴)に限って、いつの間にかこっそりと置いて、逃げていく。(ーー〆)

 とはいっても、ナミナミと注ぐのもやめてほしい....ビールじゃないんだから..

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1996年04月09日

スズメの涙(剖検手当)

4月某日

 深夜2時ごろ、病院から電話。

(病)「明朝9時から剖検があるんだけど」
(私)「(眠い)今回の剖検当番は僕じゃないよ」
(病)「それがね、他の人は誰もつかまらなくて...、お願い」
(私)「....(明日は休日なのに...)わかりました。」


4月某日+5

 春闘の団体交渉で剖検手当引き上げの要求が通って、今年から少し上がることになった。

「上げてくれないと、事務長に剖検業務の実態をみてもらう」と言ったのが効いたか?(笑)

 しかし、妥結時点から支給対象になるので、この前のは従来通りの金額だとさ(泣)
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用語解説

剖検手当続きを読む
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1996年03月01日

お大事に

3月某日

 内科外来で友人を見かけたので、つい

「やあ久しぶり、元気?」

と挨拶したら、

「アホ!病気だからここにいるんだろ

と怒られてしまった(;_;)。

 自分にとっては日常でも、患者さんにとって病院に来るというのは大事件だということをつい忘れてしまいがちだ。反省。m(..)m
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1996年02月14日

ぎぶみーちょこれーと

 バレンタインデーと言えば、検査学校の学生時代に微生物学の教官に

チョコレート寒天培地をプレゼントした同級生がいた。

 培地シャーレに本物のチョコレートを流し込み、ご丁寧にマジパンでコロニーをトッピングして....(^^;)。

 次の年はミントチョコで作った小川培地だった。
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ちなみに、チョコレート寒天培地というのは続きを読む
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1996年01月08日

病院ホームページの取材

 「検査技師のホームページ」のついでに作った、病院のホームページ開設の件を事務長室から県庁の記者クラブにファックスで流してもらう。

 30分もしないうちに地方紙の記者から取材申込の電話があったとのこと。よっぽどネタがないのか?(^^)

 まあ、山陰地区の病院では初ということなので。
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1996年01月06日

暴風雪警報

 朝から大雪。交通マヒのため、まだ出勤していない技師が数名。

それでも患者さんはやってくる

 病気に天候は関係ありませんものね。
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1996年01月02日

インフォームドコンセント

 正月休みで実家へ帰省。仕事を忘れてボーっとしていると、母が来て「この間、近所のお医者さんにいって検査を受けたらこんな数字だったけど...」と開業医でもらってきた検査データを見せる。

「お医者さんは結果の説明をしてくれなかったの?」と私が聞くと、母は、「よく聞いてなかったのよ..。

後でおまえに聞いたらいいと思って」...(-o-)...

 主治医の説明はちゃんと聞きましょうね(;_;)。
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1995年08月15日

病理解剖

8月亡日

 遅番勤務が終わり、帰りかけた午後8時ごろ、医局から電話。「これから剖検があるからよろしく」。

 大学から病理医が到着して午後10時剖検開始。午前0時終了で医師たちは引き上げたが、技師にはまだ仕事が残っている。

 遺体の縫合、清拭、剖検室の後片付けが終わったのが午前2時。

 帰宅して入浴、
 体の隅々にまで屍臭とホルマリン臭が染みついている感じ。

 明日(すでに今日)も朝から仕事だ(TT)。

用語解説
剖検というのは続きを読む
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1995年06月06日

試薬を切らしてしまったぞ

6月某日
 うっかり自動分析機の検査試薬の在庫を切らしてしまう。

 問屋に在庫はなく、メーカーから届くのは明日午後(^^;)。

午後からは検査不能に陥る。マズイ..。

 技師長にバレないうちに近くの病院の検査室に電話して1本貸してもらえることになった(ホッ)


用語解説
自動分析機とは続きを読む
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1995年05月05日

つぶらな瞳

5月5日

 待機当番の日、
午前3時にポケットベルで呼び出される。
出勤して救急外来へ行くと患者は生後数ヵ月の乳児

 赤ん坊が体を動かさないように看護婦が馬乗りになって固定し、医師が両手で腕を押さえつけて採血。

とても母親に見せられる光景ではない


 赤ん坊はあまりの恐怖に泣くこともできない。助けを求めて、訴えるような目でこちらを見る。

(ゴメン、血をとらせているのは私だ。)

思わず目をそらす。
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1995年04月04日

心電図検査

某月ボー日

 心電図検査室に来た若い女性に、

それじゃあ、上半身全部脱いでそこのベッドに仰向けに寝てください

 キョトンとしているので、よくよく検査伝票をみると簡易聴力検査だけの検診の人だった。

「スケベな奴だ!」と誤解されているだろうな...(^^;)


 気を取り直して次の患者さんへ、
 うん、今度は間違いなく心電図検査だ。

 少し年配の女性、電極を肋骨と肋骨の間の所定の位置につけようとするが、

 皮下脂肪が厚くて肋骨を探せない!

 あまり長く触っているわけにもいかないので、長年の経験とカンで、エイヤっとばかり貼りつける。心電図は正常に記録されていたので、きっと正しい位置だったのだろう。
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