2012年08月04日

高層ビルと気圧の実験

 夏休み自由研究のために何種類かの簡易気圧計を作りました。いよいよ本番の実験です。
なかなか台風が都合よく来てくれないので、高層ビルで地上と高所の気圧の差を調べる事にしました。

 最初は予備実験で近くの5階建ての病院へ。
 最初に一階で気温とそれぞれの気圧計の状態を記録しました。そしてエレベーターで一気に5階へ。高度差20mです。

 風船式の気圧計の針は、予想通り少し下に動きました。ガリレオ式気圧計はエレベーターの中でみるみる上に動いていきました。これは感度がいいぞ!と思ったのですが、5階へ着いても動きは止まらずさらに上に動いていきます。

 どうやら温度の影響のようです。1階はエアコンが効いていたのですが、5階はエアコンが止めてあってガリレオ式気圧計は温度計として機能してしまいました。

120804galileo05.jpg

浮沈子型は3個のうち、2個が浮いたままで、1階と5階では変化なし。鎖を利用した改良型では、5階でわずかに上昇がみられました。

 予備実験が終わったので、山陰地方で一番高いビル、高さ75mの山陰合同銀行本店ビルへGO!です。gougin12080401.jpg

このビルは14階の展望室が一般公開されていて、休日でも専用エレベーターで上る事ができます。宍道湖を見下ろす良いロケーションです。


gougin12080502.jpg

 この気圧計一式を持って銀行のビル最上階へ行ったわけです。

 液体の入ったペットボトル、チューブ、怪しい計器。どうみても爆弾をもったテロリストです。

 幸い展望室にいた警備員さんに取り押さえられる事も無く、計測を始める事ができました。

検証用のアネロイド式気圧計で測った気圧は、ビルの一階では1009ヘクトバスカル、14階展望室では1001ヘクトパスカルでした。

 風船式は思ったより感度がよく、5階に上ったときよりも大きく針が下に下がりました。浮沈子式は変わらず。なぜか鎖式改良型浮沈子は変化なし。感度に問題がありそうです。
 そしてガリレオ式はこれも温度の影響が大きすぎて、気圧の変化としてみることができませんでした。
posted by しまねこ at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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