2011年07月13日

カミナリ怖い!

 病院臨床検査室の朝は町工場のように騒々しいのです。

 外来や病棟から集まった血液や尿の検体をフル稼働で検査しているので、血球計数機生化学分析器遠心分離機など様々な機械が「ガチャン」「ゴー」「プシュゥ」とモーターやコンプレッサーの音を響かせています。


 この日、外が何だか薄暗いなあと思っていると、天井の蛍光灯が一瞬チカッと点滅しました。


検査室内の音がすべて消えました。



パソコンの画面は真っ暗になり、検査機械は停止。


「えっ」「きゃー!」

事態に気づいた技師の悲鳴が。


 数秒後「ドーン、バリバリバリ」と大きな雷鳴。

 天井の蛍光灯や、普通の電気機械は普通に動いているのですが、
 検査機器はほとんどがパソコンで制御されているため、落雷によるほんの一瞬の停電(瞬断)で機能停止してしまいます。

 この日はパソコンや検査機器の再起動など、復旧して検査データを返せるようになるまで30分かかりました。


 パソコンのCPUはGHz(ギガヘルツ)という高周波で演算しています。

10億分の1秒の信号を基本に動いているわけです。心臓は1秒に1.5回、脳波でも10-20Hz(1秒に10〜20回)で動いている人間とは比較になりませんね。そんなパソコンのCPUにとって、数マイクロ秒から数百マイクロ秒(百万分の1秒)の停電でも、それは永遠の時間に等しいのかもしれません。


 最近、ようやくUPS(無停電電源装置)を入れてもらいました。これで一安心?

タグ:UPS
posted by しまねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床検査技師の日常
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