1995年08月15日

病理解剖

8月亡日

 遅番勤務が終わり、帰りかけた午後8時ごろ、医局から電話。「これから剖検があるからよろしく」。

 大学から病理医が到着して午後10時剖検開始。午前0時終了で医師たちは引き上げたが、技師にはまだ仕事が残っている。

 遺体の縫合、清拭、剖検室の後片付けが終わったのが午前2時。

 帰宅して入浴、
 体の隅々にまで屍臭とホルマリン臭が染みついている感じ。

 明日(すでに今日)も朝から仕事だ(TT)。

用語解説
剖検というのは遺体の病理解剖のこと。亡くなった患者さんの死因を調べるため、遺族の同意を得て病理医が解剖する。検査技師は取り出した内臓の標本づくり、写真撮影、器具の準備などを手伝う。
posted by しまねこ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 臨床検査技師の日常
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/36653191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック